2008年3月1日土曜日

今日の経済金融の決定的局面と有事の可能性

株式日記と経済展望
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/12dbd353fbfa134df17bd5e9afe8008a

ネットゲリラ
http://shadow-city.blogzine.jp/net/2008/02/post_20f2.html#more

連山
http://www.teamrenzan.com/archives/writer/mineyama/mariana2.html

「ネットゲリラ」および「株式日記と経済展望」から、
私が重要と思った部分を引用し、さらにそれを踏まえて独自の
考察をします。独自の考察は次の
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から始まります。

共有されるべき記事なので、この記事のソーシャルブックマーク機能を
用いてなるべくホットエントリーにしてください。なお、私は
過去にかなりのホットエントリーを経験したので、そういう事には
未練がまるで無くなっています。


ネットゲリラより引用

米国債が売れないw

TACというのは、つまり、米国の銀行に注ぎ込まれている特別融資の事だ。28日の短期融資で、これが1月だけで10兆円ほど出ているんだが、28日目には返さなきゃならない。まぁ、返せるわけがないんだが。

アメリカ経済の最期の頼みの綱がコレなわけだ。ただ、コレってカンフル剤打ってるのと同じだから、一時的なモノでしかない。どこかで貸したカネは取り立てないとインフレを招くだけだ。ところが、とても銀行に返す力はない。で、

ムーディーズが発表した
米銀の破綻懸念リスト。

Bank of America       70-95
Bank of New York     70-95
Citigroup           70-95
JPMorgan Chase      70-95
State Street         50-70
U.S.Bancorp         50-70
Wachovia           50-70
Wells Fargo          50-70
SunTrustBanks       30-
Washington Mutual     30-

まぁ、笑ってしまいますわw 破綻確実な銀行に世界的な有名どころがズラッと名を連ねておりまして、

Chances of Government Support(政府のサポートの機会)などと言う柔らかな表現だが、何のことはない、
破綻確率そのものだろう、そして3大銀行(バンカメ、シティー、モルガン)はすべてVery Highになっている、そう、もはや時間の問題なのだ

株式日記さん

1917年の格付け開始以来ずっと最優良格だった米国債が格下げされたら、国債の売れ行きは一気に悪化し、利回りが急騰して米政府は巨額の利払いを強いられ、最悪の場合、国債の元利を払えなくなって、国家的な債務不履行に陥る。

世界最強のアメリカが債務不履行に陥るはずがない、と多くの人は考えるだろう。だが最近まで、ムーディーズが米国債の格下げに言及すること自体、あり得ない話だった。

こんなにドルが増刷されていると、ドルを基軸通貨としている世界経済がひどいインフレになるのは当然だし、ドルの価値が下がるのも当然である。

アメリカが財政難や利下げを続けるなら、今後どこかの時点でドルペッグをやめる必要がある。それが今年中なのか、2010年のGCC通貨統合後なのかは、通貨市場をめぐる今後の事態によって決まる。中国もGCCも、ドル建て資産に対する投資を控えており、すでにドルの信用不安の悪循環は定着している。

 ユーロや円などの先進国の諸通貨は、ドルに連動して弱くなるよう各国政府によって采配されてきたが、これもドルの信用不安が一定以上に拡大したら続かなくなる。2月5日には、オーストラリアの中央銀行が、インフレに耐えられず利上げし、アメリカとの金利差が拡大し、ドルへの不安が増した。円は、1ドル100円を越える円高になりそうだと指摘されている。

今後、世界の諸通貨がどのような展開をたどるのか、IMFやG7などの国際機関によって政治的な解決が模索されるのか、先行きは不透明だが、すでに国際通貨の状況は、ドル崩壊懸念をめぐる危険な状況に入っていると感じられる。

日米などでは、少し株価が上がるたびに「これで株価は反転する」と金融機関のアナリストが騒ぎ、マスコミもそれを大々的に「事実」であるかのように報じているが、これらは全くの茶番である。世界経済の中心である米経済が破綻に向かっているのに「裸の王様」の物語さながらに、みんなそれが見えなくなっている。

バーナンキはヘリコプターからドルをばら撒いているが、かえって国債を暴落させて金利を上昇させてしまう。インフレの昂進と金利高はアメリカ経済を没落させていくだろう。次期アメリカ大統領が誰がなるか分かりませんが、イラク戦争の継続も難しくなるだろう。そうなればベトナム戦争後のような状況がアメリカに訪れるだろう。

日本はアメリカに国防を60年間依存することでやってきましたが、長期的に見て綻びが見え始めて来ている。アメリカはもはや朝鮮半島や台湾海峡で中国と戦争できるような国力は持っていないようだ。イラク戦争を見れば分かるように、たった2300万人の小国を掌握できないのだ。昔のアメリカなら50万の大軍を駐留させるだけの国力があった。

アメリカの国力の衰退は世界にばら撒いてきたドル札の権威を失墜させて、国債も誰も買わなくなる。国家も借金が出来なくなればロシアやアルゼンチンのようにデフォルトを起こしてアメリカもただの国になってしまうということだ。次期大統領にクリントンかオバマがなるかもしれませんが、偉大なアメリカではなくなることを象徴しているかのようだ。

この株式日記へのコメントから引用
Unknown (Unknown)
2008-02-09 17:21:53
戦争だな

ああ


日本はボーッとしていると
考えるだけで背筋が冷たくなるが
この危機感を解る日本人は
いるのかね・・・・

アメリカにせっついて
核武装だけでもしておかないと
シナにのしつけて無償譲渡されても
苦しむのはわれわれ庶民だぞ!


もう単純に今までと180°逆の事をすれば、素直に景気回復するんですけどねw

再びネットゲリラより

アメリカから投資マネーが逃げていけばドルはますます安くなり、アメリカ国内ではインフレが長期化していくことだろう。インフレがひどくなれば短期金利も上がっていって住宅ローンの金利も上がっていくことになる。そうなればローンを払えなくなる人が増えていってサブプライムのみならず通常の住宅ローン破綻も増えていく事になる。

アメリカの金融機関も不良債権の激増によって破綻するところも増えてくるだろう。株式市場も本格的な下落が来てアメリカ国民の資産も大きく失われることになるだろう。アメリカでは株も不動産も下落して、ドル安によるインフレによって中国などからの日用品が値上がりして石油なども切り上がって行くだろう。

4.5%の利回りで30年間アメリカに金を貸すことはできないのだよ、きみ。
インフレリスクじゃなくて本当に信用力がない、ということですな。

で、CNNまでがそれを大々的に報道始めたというので、無責任国家アメリカの行く末は、まぁ、アレだ、ソ連が崩壊した時に見られたように、原潜が港につながれたまま腐り果てて行くという素晴らしい光景になるわけで、まことに目出度いです。

ネットゲリラのコメントより

しかし私は米国の破綻は仕組まれたものだと思いますがねぇ。米国政府中枢には昭和研究会のようなのがいると睨んでいますがどうでしょうか?ベンジャミンフルフォード氏なんかはそのお仲間でしょうよ。

引用終わり

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以下はそれを踏まえた私の独自の見解となります。


※ネットゲリラや株式日記と経済展望さんの読者等以外は、こういう事は知らない。また、裏事情の集積場として有名な阿修羅でも、この事については大きく取り上げてはいないから、日本にしろ世界にしろ、こういう事は何も知らない人が99%以上という事になる。つまり、事実上の言論統制です。今回取り上げた3サイトは一般のブログシステムを用いているが、特にブログ側におとがめを受けてはいない。つまり、こう言うのは失礼かもしれないが、「信用されない1%未満の真実を知る者など、泳がせておいて全然OK、全然セーフティー」と思っているからこそ取り締まりの手が入らないのである。

※テレビは、ギョーザ事件以前はかなり念の入った親中番組もやっていた。


私の簡単な解釈はこうです。

アメリカ政府は既に何らかの黒い組織に乗っ取られている。アメリカのお金を印刷しているFRBは政府からお金の印刷権を奪い取ったようなものだが、それをさらに乗っ取っている、世界を征服している黒い組織がある。アメリカの経済を太りに太らせ、武器と危険思想を持たせ、そして最後にアメリカの金融と経済を一気に破壊する事で国際的な金融経済危機をもたらし、アメリカを軍事的暴走に追いやり、最終的には地球をめちゃめちゃにする事。これがその黒い組織の一応の最終目標に思われる。

そして、今回アメリカの金融破綻は事実上始まってしまっている。一種の錯乱状態に陥った武器大国アメリカは、わかっているだけでもEUと中東を結ぶインターネットケーブルを切断したり、金を出してくれなければ東京に地震攻撃をすると脅したり、中国と仲良くなってもらっては困るのでギョーザ等に毒を入れて、日本のマスコミをわいろで完全に懐柔したりしている疑いがある。この世界的混乱に乗じるようにして他の諸国も動き出した。ロシアは「日本を世界島(ユーラシア大陸)から封鎖して国内資源を枯渇させ工業生産力を崩壊させる」という方針を打ち出し、先日も領空侵犯。ただ、世界を動かせる人々は大きく分けてアメリカサイド、中近東サイド、EUサイド、中国サイド、ロシアサイドと分かれており、中近東サイドはアメリカとできるなら手を切ってEUと手を結びたいと思っているように見える。それぞれの思惑があるのだが、今まではアメリカ天下だったので、どこもあまり動けなかった。

インターネットでの知の集約を目指していた連山のバックとなり、連山を日本の広報部としたCyberULSという今のところ謎の多い巨大組織は、石油に替わる水素文明を築くべく行動しているようだ。つまり、世界はアメリカだけでできているのでも何でもなくて、確かにアメリカだけ見ていれば「破産寸前で精神がヤバい強力軍事オタク」という風にも見えてしまうが、世界的にはむしろそれを止めようと他の勢力が手を結ぼうとしているので、一概に最悪の状況とは言えない。アメリカは9.11を筆頭に金融経済戦争に関してやる事成す事自作自演なので、今回も上の黒いほうで仕組んだ事なのだろう。その意図はわかりかねる。アメリカはホワイトという色を強調するが、強調というのは心理学的に嘘を表している事がある。つまり、ある意味では逆にホワイト(潔白)ではないという事を言っているようにも受け取れる。

ただ、今までのパワーバランスが、アメリカの今回の破産を転機に大きく塗り替わろうと動めいており、アメリカがそれを軍事的に許さないであろう事から、戦争やテロの危険性は非常に高い。連山は「戦争は「石油」に始まり「水素」で決まる」と言っている。となると、石油ネイティブのアメリカはCyberULSによる水素文明構築を何とか阻止しようとしてもおかしくない。

ここ60年ほどしばらく続いた一つの大国が沈もうとしている事で、各国の思惑が解放され、世界は、結果的にどういうパワーバランスで落ち着くのかという予測が非常に難しくなったようだ。今回は、インターネットケーブル切断という脅しのレベルで済んだものの、本当に錯乱したらEMP兵器を使うかもしれない。これは高高度で爆発させ、物理的爆発はしないものの、日本全土等の電子機器を全て破壊する事ができる兵器で、今は核よりもずっと有力視されているようだ。そうなるとITはもちろん、インフラがコンピュータに依存しているので、国の機能が全てまひする。最終的にEMPを使う事を前提としてコンピュータに依存する社会にした、という可能性も否定できない。

ほとんど全てのソーシャルブックマークに対応した。このサイトにせよ、今回紹介した3サイトにせよ、いかにページビューが多かろうとも、総人口を考えれば全く微々たる数字である。しかも、もう祭りは始まってしまっているというのに、誰もが洗脳されている。仮にこの記事がホットエントリーになった所で、先に述べたように連中から見れば全然セーフティー。お話にならない。

私には、災害兵器や全く新しい概念の最新兵器が投入され沈没していく日本が見えるようである。ケムトレイルと呼ばれる気象兵器(?)も最近日本でよく目撃されている。結局、ごく一部の鋭い人々が真実の欠片を手にした所で、大局的には何も変わらない。その事には絶望させられる。私(たち)は何と無力なのだろうか。

仮にこの事を言いふらした所で、洗脳された普通人にはおかしい人扱いされるのがいい所である。99人の狂人の中では、1%の正常人は狂人というレッテルを貼られる。それに、この手の予想はよく外れる。なぜ外れるかというと、そもそもデマが多く飛び交っているからだ。私も、私に似た人々も、そのデマをつかんで、狼少年と化しているだけなのかもしれない。

ただそれでも、アメリカ金融経済が破綻して、結果、それなりの有事が引き起こされる事はそれなりの確率で当たると思う。これから再び学生という私にとっても、皆さんにとっても、気の毒な展開である。

むしろ、この事実がデマで、私が狼少年だったと思いたい所だが、それは望み薄のようだ。