2008年5月17日土曜日

ふるまいとして生きて死ぬ

まぁ、わかる人にはタイトルの意味がわかると思うのだが・・。所詮我々はオブジェクトゆえにふるまいとして生きて死ぬ事しかできない。

人間の人格(Personality)の構造を一言、もしくは単文でいい表す事は困難であるが、その大きな性質の一つとして、真逆の矛盾する2つの性質を持っているという事は比較的広く知られている。

つまり、やや無理矢理かもしれないが、凶悪殺人犯等が善良な顔をしている事が多いのは、単にその善良さが裏返ったものが出たというだけであるかもしれない。

私などは今、事あるごとに人に頼られ、人間関係も良好で比較的できると思われているそうで、デザインに関してはやはり突出ぎみであるらしい。正体を完全に伏せているにも関わらず、そういう事はわかってしまうわしい。それはそれで喜ばしい事ではあるのだが、内心その実穏やかではなく、帰宅後すぐにGarageBandで暗いメタル音楽を作っている始末である。何故怖いメタル音楽なのかというと、NIN(ナインインチネイルズ)の「The Fragile」やPERSONA3のサウンドトラックのヘビーな曲なども良いのだが、自分の聴きたいものとは若干違ったので自分で作るしかなかった。WACCAのナンバーワン、ハーレムハレルヤ氏にも好評いただいており、市販の音楽のクオリティに遜色無いとの事なので視聴してみてはいかがだろうか。

http://wacca.tv/m/11355  悪夢の中村メタル 序章
偶然かもしれないが、「アトラスに送ってみてはどうか」という旨のメッセージを頂いている。多分、考えの指向が似ている所があるのだろう。つまり、同じような事を考える人は世の中にいるものだという事である。(アトラスとはペルソナシリーズを制作しているゲーム企業である。)毎週土曜はペルソナのアニメが放送されるのだが、舞台がなぜか富山県富山市、および近郊という事になっており、富山という言葉を連発する。富山県警も実名で出てくるし、八尾などの地名も出してしまっているという前代未聞ぶりである。ただ、物語がいきなり「富山湾でリバース※した死体が出る」という、全体的に富山のイメージが恐ろしいものになるような作りになっているので、苦情等が行っているのではないかとも考えられる。※体の中と外が逆になっている死体。

http://wacca.tv/m/13137  前編

http://wacca.tv/m/13361  後編

なぜ矛盾する性質のペルソナリティー(長いので以下ペルソナと略する)が存在するのかという問いには、簡単に答える事ができる。誰しもが持っている複数のペルソナ全体をさして「その人」と呼ぶわけだが、ペルソナ全体が維持されるためには、バランスが維持されなければならない。どんな構造体(システム)であろうとも、要(かなめ)はバランスの構成維持である。建築などを例にとると理解しやすいが、バランスのとれていない構造体は人の気分を害したり、震災の時にあっけなく崩壊したりする。永井俊哉氏風に言えば、環境と自らを差異化する事によってシステムは環境とは異なるシステムとなる。

最近、少し時期はずれたものの現代の予言者ジュセリーノの予言が的中した。四川大地震である。2008年に入ってから、大きな構造から小さな構造(人など)がさまざまな変調をきたしているのを皆さんは実感しているでしょうが、この傾向が沈着の方向へ向かう事は無い。それどころか激化していきます。一つのピークが2012年、あるいは、もっと早く(ひどく早ければ年内にも)と思われます。ジュセリーノによれば、2060年代に人類滅亡(気温は60℃をオーバー)との事なので、逆に考えると、2060年代に人類が滅亡するほどの状況にこれから次第になっていくという事です。連山によれば、カタストロフィ理論とは、かんたんに言えばあるポイントから急激な変化がある事を考えに織り込む理論なのですが、じょじょに右方上がりのグラフのように変化が進行するのではなく、ある日ある閾値に達すると劇的な変化があると考えておいたほうが良いだろう。

なお、ベンジャミンフルフォードによれば、ミャンマーのサイクロンは某国の気象兵器のせいではないかとの事。なぜか事故当時の気象データが閲覧できなかったりするそうだ。

テレビやネットでは暗いニュースばかりなのだが、明るいニュースというのも探せばあるものだ。こういう時だからこそ、身近な小確幸のほうを見るように心がければいい。人間は観測者であるから、大きな不幸と小さな幸福がある場合、意図的に小さな幸福のほうに目を向ければ、幸福がたくさんあるように見える。そうしていると、良い情報や良いニュースが舞い込んでこようというものだ。要は、良い方と悪い方のどちらにチャンネルを合わせるかという事なのである。もちろん、好き好んで不幸にチャンネルする人はあまり居ないだろう。それこそ、百害あって一利無しである。