2008年3月17日月曜日

インターネットを使う上でのガイドライン13箇条

私がいわゆる普通のブログというものを書かない主義なのは既にお知りと思ますが、以前、株式日記さんが私の「有名になるとブログが書きにくくなる記事」について「そうそう」的な事を言っておられましたが、普通のブログを書く上でのガイドラインというものが必要だと感じます。というか・・「インターネットを使う上でのガイドライン」かな。

以下、そのガイドライン13箇条になります。

1・基本認識
インターネットには良い人も悪い人も居ますが、悪い人のほうが多いと考えて差し支えありません。特に、頭が良くて悪い人(詐欺師、クラッカー)から身を守るためには、自己防衛しなくてはならないという意識が必要です。多くの業者は、回線をつないでくれてもセキュリティについて面倒を見てはくれません。また、警察は京都府警サイバー犯罪対策室などを除いて、ITにうといので、被害に遭った場合もなかなか対応できません。

2・ 個人情報を一般公開記事に書かない。
※個人情報とは、電話番号、郵便番号、住所、顔写真、近所の特徴的な写真、特にクレジットカードの番号、IPアドレス。※2
※2 電話番号からは、住所が割り出せる。郵便番号からも割り出せる。顔写真は、顔がきれいだったり、その逆だった場合に注目を引き、何らかの被害に遭う可能性がある。女性は特に危ないが、男性でも油断は禁物。近所の特徴的な写真からも、おおよその住所を絞り込む事ができる。その他、自分の所属する会社や組織名も書かないにこした事はありません。携帯の電話番号からは、組織によっては個人を特定する事が可能です。インターネットに送信したテキスト等は、第3者が傍受する事ができます。SSL等の設備が無いサービスでは、重要な情報は書かないようにしましょう。

3・ OSのアップデートやパッチを毎日確認する。
クラッカーがいつもあなたのパソコンを狙っています。セキュリティ面で最も脆弱(弱い)なのは今の所Windowsシリーズです。特に、サポートの終了したWindows98以前のバージョンでは、サポートされていない(セキュリティアップデートが無い)ために、ネットに接続する事自体非常に危険です。実際には、分単位あるいは秒単位で新しい脅威が作成され、クラッカーの行動も迅速です。ゆえに、月1回や週1回ではなく、毎日確認しましょう。


4・ ファイヤーウォールは常に有効にする。
通常、どのOSもファイヤーウォールが付属しており、初期設定で有効になっています。誤って無効にすると、家の鍵を開けっ放しにするようなものです。

5・ 悪口、誹謗中傷、どこかや誰かにマイナスとなる事を書かない。
このような行為は、された方が気分が悪くなり、ひどい時は訴訟を起こされる可能性があるほか、自分にとってもマイナスとなります。インターネットで行動するという事は、監視されている事なのだという事を覚えてください。こういった記事や書き込みが「炎上」のもととなる事も多いです。最悪の場合、事実上社会的に抹殺されたり、「さらし上げ」をされる事もあります。

6・ 掲示板には書き込まない。
掲示板はどこにせよ、悪意のあるユーザーのたまり場となっている可能性があります。特に、スレッドを立ち上げる行為は最も危険です。

7・ 得た情報が正しいか間違っているかをできるだけ検証する。
インターネットの驚くべきパーセンテージの情報は間違っています。また、素人よりも玄人のほうが、あえて誤情報を流している事が多いという事も覚えてください。もっともらしい説明に騙されないには、そもそもアクセスしないのが一番です。

8・ 信頼できるサービスとサイトのみを使用する。
具体的にどこのサービスが良い、悪いとは書きません。自分が信頼できるサービスのみを選んで使用するようにしてください。まれに、サービスそのものに悪意がある場合もあります。

9・ うまい話には必ず裏があるのは、インターネットも同じです。
うまい話には必ず黒い裏が存在します。検索上位のサイトでも騙しサイトはあります。

10・ 検索サイトのページランクは人為的なものである。
繰り返しになりますが、検索で上位に引っかかるからと言って信頼できる情報とは限りません。

11・ネットに接続するOSは、Windows以外のものを使う。
PC用のOSは、大きく分けて2つのグループに大別できます。Windows系とそれ以外です。それ以外のグループは、Linux系、UNIX系、Mac OS系がありますが、現在はどれも安心して使えるものです。Linuxは全世界のハッカー(良い意味のハッカー)たちが目を光らせて常にセキュリティを守っているので、安心感は抜群であり、政府系にも多く採用されています。Mac OS Xも世界中の開発者たちによって守られておりセキュアです。Windowsがなぜセキュアではないかというと、Microsoft1社のみでセキュリティ対策をしているからです。スタンドアローンでも多くの事はできます。

12・ 常時接続をせず、ネットを使っていない時は接続を切るようにする。
常時接続してあるWindows PCはクラッカーの絶好の的です。

13・ 怪しいメールは無視する。
怪しいメールやメッセージが届いても、催促されても、自分に心当たりが無いならば無視しましょう。仮に、恐ろしくなる内容の迷惑メールでも無視すればよいです。

うーん、書き始めるときりがないですが、こんな所でしょうか。

最後に、
14・ネットで絶対に被害に遭いたくなければ、ネットをしない。
(インターネットでノーリスクハイリターンを実現する事は無理とは言わないが、難しい。)

以上です。

以下ブログ。

(各種)学校が始まるまであとわずかという季節になってきました。日差しも暖かいですね。人間、いつもせっついて何かをしていなければならないという事はありません。ここぞという時に力を発揮できればそれでいいのだと最近思います。もちろん、ここぞという時に力を発揮するためには、毎日の努力や研鑽であるとかをしていないとダメなのですが、「待ち」(マージャンみたい・・汗)という人生のフェーズも存在します。そういう「どうやら"待ち"に入ったな」と思われる時は、刀を磨きつつ、あせらずじっくり待ちましょう。「待ち」の時なのに、慌てて事をおっ始めたりすると結果的に失敗する事があります。物事にはそれが起こるべき「時期(タイミング)」があるという事です。いくら良い事でも、タイミングが悪ければ台無しです。

それで、ゲームを作る部があるんですね。以前、ペリドットというアナログゲームを作りましたが、対戦相手が居ないので、まだゲームの検証があまりできていません。ルールの書き直しもあると思いますし、普及活動もまだしていません。おそらく、そのゲーム部で対戦と検証ができるのではないかと思います。さらに、3D対戦ゲームの案もあるのですが、なかなか最終的な仕様が決まらず、プログラミングがちょっと難しいゲームになりそうなので、部員の力が必要かなと思っています。

えーと・・今、世界のバランスが崩れるか、新しいバランスになるかという劇的な変わり目にある事は別ブログでさんざん言及していますが、こういう世界的事情が我々の生活を直撃するという意味で、他人事ではありません。しかし、特殊なケースを除いて、庶民がどうこうできる問題ではありません。また、劇的に良い方向へ向かう可能性も無きにしもあらずです。他所の不安は他所の不安。自分の不安ではありません。ニュースのほとんどは、自分に関係のない事です。もし、ニュースの不安感に翻弄されたくなければ、テレビを誰かに譲るか売ってしまいましょう。先に述べた14箇条と同じです。

ぼーっとできる事は幸せです。人生の慌ただしい時というのは死ぬほど慌ただしいものだからです。もし、ぼーっとできる時期があるのなら、「ぼーっとチャージ」をしておきましょう。先への不安感はくれぐれも、適切な量に留めておきましょう。